「難しそうだから後回し」はデメリットがいっぱい
Googleも本気でSSL化の推奨に取り組んでおり、Chromeのアドレスバーには2018年から「保護されていません」と警告を表示されるようになりました。企業が運営するウェブサイトとしてはネガティブなブランディングになってしまいますし、個人レベルのアフィリエイターさんでも他の安全なサイトに逃げられてしまうかもしれません。
SEOにも影響することをGoogleが公式に発表
なんとGoogleは2014年の時点で「SSLで暗号化を実施されたページが先にインデックス化され検索結果に表示されますよ」と明言しています。つまり、全く同じSEOスコア同士のサイトであれば、SSL化されたhttpsのサイトが上位表示される仕組みになっています。
SSL化のメリットは他にもいくつかありますが、間接的にSEOに関わるものとして速度表示の改善があります。2018年の夏頃にたくさんの企業が「検索順位が落ちた!」とパニックになった時期がありましたが、多くは表示速度が要因でした。ユーザーファーストを掲げるGoogleの理念に則ったアップデートはまだまだ続くことが予測されます。簡単な設定だけで解決できる問題ですので今すぐ対処しておきましょう!
わずか3ステップ!クリック数換算でも4回で完了します。
記事タイトルでもご紹介したように、サーバー側のSSL化の設定は1分あれば余裕で完了するほど簡単です。
ステップ1 – エックスサーバーのサーバーパネルにログイン
インフォパネルではなく、サーバーパネルを開いてください。(サーバーパネルのログイン情報を忘れてしまった方はインフォパネル内のサーバー管理ボタンから進めばサーバーパネルにたどり着きます)
下の画像を参考に、オレンジの枠で囲ってある【SSL設定】をクリックします。
ステップ2 – SSL化したいドメインを選択
ご利用中のサーバーに紐付けされているドメインが一覧で表示されます。
今回SSL化したいドメインを確認し、【選択する】をクリックします。(下の画像はドメインeeee.comを対象とした場合のサンプルです)
ステップ3 – 確認して決定
ページが切り替わり確認画面が表示されたら、下の画像のように右側のタブ【独自SSL設定追加】を選択し、最後に【追加する】ボタンを押します。
以上!たったこれだけで終了です。難しそうなイメージを持ってる方達がいますが、冗談抜きで誰でも簡単にできる操作なんです(笑)
ある意味ではコスパ最高のSEO対策です
この程度の作業でSEO云々というと話が小さすぎますが、そもそもGoogleの検索アルゴリズムは200以上の項目から構成されています。そのためSEOは何か1つやれば良いという単純なものではなく、優先順位が高そうな項目から地道に積み重ねていく必要があります。
全て完璧にやれればベストですが、実際にはリソース不足です。そもそも本当の100点満点の解答は誰もわからないですし。
そういう意味では数あるSEO対策の1つに過ぎない施策ながら、超短時間で済んでしまうSSL化は優秀なコスパを誇るSEO対策と言えるかもしれません。(実際にはこの後にサイトURLの設定など必要ですが、それは別の記事で紹介させていただきます。)
難しそうだと諦めていた作業も調べてみれば意外と簡単なものかもしれません。この機会に手早く作業を終わらせてしまいましょう。
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